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AMPLIFi

AMPLIFiオリジナルトーン#4: ONE OK ROCK「The Beginning」風セッティング

2014.09.18

このコラムでは、毎回AMPLIFiのオリジナルトーンを作成する方法をご紹介しています。今回は映画ともタイアップしていたONE OK ROCKのシングル曲「The Beginning」風のセッティングにトライしてみましょう。

ONE OK ROCKといえば、ハードなサウンドを主体にしつつもジャンルに縛られない楽曲が魅力のバンドですよね。今回は冒頭部分のディストーションと中間部分のアルペジオのサウンドメイキングを紹介しましょう。まずはベースとなるアンプモデリングですが、ここではラウド系サウンドの定番アンプともいえる2001 Treadplate Dualを選択します。

では冒頭部分&オクターブ奏法で使われているバッキング用トーン、中間部分のアルペジオ用のトーンの作り方を説明していきましょう。サウンドのサンプルも試聴できるようにしてありますので参考にしてください。

●オープニングバッキングトーン、オクターブ奏法トーン

オープニングバッキングのトーンは、Noise Gateを強めにかけた後で、ブリッジミュートで刻むのに適した歯切れの良いサウンドを作るため、StompでBlue Comp TrebコンプレッサーをONにしています。パラメーターは、Sustain= 36、Level= 50。2001 Treadplate Dualアンプ・モデルの各パラメーターはDrive= 63、Bass= 59、Mid= 61、Treble= 73、Presence= 73、Volume= 50に、またキャビネットは 4×12 Green 20′s、マイクは67を使用しました。

EQをONにして、パラメーターはLo Shelf Freq= 269Hz、Lo Shelf Gain= 0.9dB、Lo Mid Freq= 737kHz、Lo Mid Gain= 0.0dB、Hi Mid Freq= 1.1kHz、Hi Mid Gain= -1.4dB、Hi Shelf Freq= 2.3kHz、Hi Shelf Gain= 5.2dBとしました。

リズムギターのサウンドなので、空間系はリバーブのみを少しかけて立体感を出しましょう。ここではLarge Plateを選択して、Decay= 33%、Pre Delay= 36%、Tone= 63、Mix= 30%

これでこの楽曲ならではのソリッドなサウンドが得られます。

●アルペジオのギタートーン

今度はアルペジオ部分のギタートーンを作っていきましょう。U2のようなエアー感のあるサウンドが特徴的ですよね。ここでは空間系エフェクターを少し強めにかけて再現したいと思います。

アンプモデルは同じですが、Driveをぐっと下げてDrive= 25、Bass= 52に設定しました。キャビネット、マイクもそのままですが、Stompのコンプレッサーをオフにする代わり、アンプ後のコンプレッサーをオンにします。Threshold= -40、Gain= 5。

より伸びやかなサウンドにするためEQのパラメーターはLo Shelf Freq= 213Hz、Lo Shelf Gain= 0.9dB、Lo Mid Freq= 737kHz、Lo Mid Gain= 0.0dB、Hi Mid Freq= 1.1kHz、Hi Mid Gain= -1.4dB、Hi Shelf Freq= 1.4kHz、Hi Shelf Gain= .8dBとしました。

そして広がり感を出すためにSine Chorusをオンにします。speed= 0.89Hz、Mix= 36、Depth= 71、Bass= 50、Treble= 79。Stereo DelayをONにし、Time= 590ms、Mix= 46%、Offset= 69%、Feedback Left= 38%、Feedback Right= 50%

さらに奥行きを出すため最後のReverbはLarge PlateでDecay= 36%、Pre Delay= 36%、Tone= 63%、Mix= 46%に設定しました。

いかがでしょう? 空間系エフェクトを活かしたアルペジオサウンドがうまく再現できていると思います。AMPLIFiをお持ちの方は、この楽曲を再生するだけでトーンを利用可能です。ぜひお試しください。それでは!

著者プロフィール: 阿部 学 (あべ まなぶ)

memories
『memories』阿部 学

13歳でギターを始め、バンド活動。自己のバンド活動後、7弦ギタリストISAOやベーシストIkuoらと六本木ピットインでのセッション活動や、 Line 6製品等のプロダクト・スペシャリストを経て、女性ユニットZweiのサポート・ギタリスト、世界的規模のテーマパークでのショー出演、『バトルギア4』 や『グランツーリスモ TV』のゲーム・ミュージックにも参加。

ソロ・アルバム 『Memories』 もリリースしている。現在は元flow-warの及崎森平らと“NumberClub”、メロディック・パンク・バンド“叫人Factory”、若手超絶 ドラマー大菊勉とのセッション・ユニット“Power of Duo”にて活動するほか、様々なライブやレコーディング、ギター・レッスンに精力的に活動中。

http://blog.livedoor.jp/manabu_eternity/

*各製品名は各社が所有する商標であり、Line 6との関連や協力関係はありません。他社の商標は、Line 6がサウンド・モデルの開発において研究したトーンとサウンドを識別する目的でのみ使用されています。

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