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Helixファームウェア v 2.20 リリースノート

2017.3.31

Helix™ 2.20は、HelixおよびHelix Rackに対応するファームウェア・アップデートで、特にベース・プレイヤーに向けたモデルを含む新しいHXアンプ、キャビネット、エフェクト・モデルに加え、多くの機能面のアップグレートおよび新しく作成されたインパルス・レスポンスのセットを提供します。このアップデートは、全てのHelix ユーザーに強く推奨されます。

入手するには、ダウンロードページから以下の手順でお進みください。
• ドロップダウン・リストから「Helix」または「Helix Rack」を選択
• 記載の内容を確認の上、「GET DOWNLOAD」ボタンを押す

Helixのプリセットをバックアップする方法
(アップデートを実行する前に、必ずバックアップを取ってください)

Helixのファームウェアをアップデートする方法

■ 新しいアンプ・モデル
- Line 6 Badonk, オリジナルのBig Bottomハイゲイン・モデルをベースにした新しいLine 6オリジナル・モデル
- Del Sol 300 Sunn® Coliseum 300ベース・アンプがベース
- Woody Blue Acoustic® 360ベース・アンプがベース
- Busy One Ch1 Pearce BC-1ベース・プリアンプのチャンネル1がベース
- Busy One Ch2 Pearce BC-1ベース・プリアンプのチャンネル2がベース
- Busy One Jump Pearce BC-1ベース・プリアンプのチャンネル1と2(ジャンパー)がベース

新しいハイブリッド・キャビネット
- 1×12 Match H30 Matchless® DC-30 cab (12” G12H30 スピーカー)がベース
- 1×12 Match G25 Matchless® DC-30 cab (12” Greenback 25 スピーカー)がベース
- 1×12 Cali IV MESA/Boogie® Mk IV 12” cabがベース
- 1×12 Cali EXT MESA/Boogie® 12” extension cab (EVM12L スピーカー)がベース
- 1×12 Del Sol Sunn® Coliseum 300 bass cab (12” スピーカー)がベース
- 1×18 Del Sol Sunn® Coliseum 300 bass cab (18” スピーカー)がベース
- 1×18 Woody Blue Acoustic® 360 18” bass cabがベース

新しいエフェクト
- Distortion > Obsidian 7000 (Mono, Stereo), Darkglass Electronics® Microtubes B7K Ultra bass preamp/overdrive/EQがベース
- Distortion > Clawthorn Drive (Mono, Stereo) Wounded Paw Battering Ram ベースオーバードライブがベース
- Dynamics > 3-Band Comp (Mono, Stereo), Line 6 オリジナル・マルチバンド・コンプレッサー
- Dynamics > Auto Swell (Mono, Stereo), Line 6 オリジナル
- Modulation> PlastiChorus (Mono, Stereo) Arion SCH-Z chorus改造版がベース
- Delay > Vintage Swell (Mono, Stereo) Line 6オリジナル
- Delay > Adriatic Swell (Mono, Stereo) Line 6オリジナル
- Pitch/Synth > 3 Note Generator (Mono, Stereo) Line 6オリジナル
- Pitch/Synth > 4 OSC Generator (Mono, Stereo) Line 6オリジナル

ご注意:3 Note Generatorと4 OSC Generatorは楽器が接続されていなくても発音するため、これらのブロックはデフォルトではオフになっています。オンにするにはBYPASSボタンを押してください。

新しい機能
- Global Settings > MIDI/Tempo > Send MIDI Clock—Helixは外部ペダル、ラック機器やソフトウェアと同期するためのMIDIクロックを出力できるようになりました。“Off” (クロックを出力しない)、“MIDI” (MIDI OUTジャックからクロックを出力)、“USB” (USB経由でクロックを出力)、もしくは“MIDI+USB” (MIDI OUTと USBの両方からクロックを出力)のいずれかを選択します。
- Global Settings > MIDI/Tempo > Receive MIDI Clock—Helixは内部のタームベースのエフェクト(ディレイやモジュレーション等)をDAWやドラムマシン、キーボードや他の機器等、外部から入力されるMIDIクロックに同期できるようになりました。“Off” (MIDIクロックを無視する)、“MIDI” (MIDI INからクロックを受信)、“USB” (USB経由でクロックを受信)、もしくは “Auto” (MIDI INまたはUSBからクロックを受信するまで内部で生成されるテンポを使用する)のいずれかを選択します。
- Variax Workbench HD のサポート—Variaxが、HelixのUSB端子経由で直接 Variax Workbench HDソフトウェア (Mac/PC) とコミュニケーションできるようになりました。
重要!Variax Workbench HD をバージョン 2.13にアップデートする必要があります。WindowsユーザーはHelix USB driver, version 1.85が必要です。重要!Variax WorkbenchはMIDIチャンネル16を使用します。HelixのUSBポート経由でVariax Workbenchに接続する際は、HelixもしくはHelixのコマンドセンター・メッセージをMIDIチャンネル16またはOmniにアサインしないようにしてください。
- Global Settings > MIDI/Tempo > MIDI PC Send/Receive はMIDI PC Receive およびMIDI PC Send の2つの独立したパラメーターになり、 Page 2に移動しました。さらに、HelixがMIDIプログラムチェンジをMIDI、USBのいずれかもしくは両方で送受信するかどうか選択できるようになりました。
- Clear Bypass Assignment—個々のブロックのバイパスアサインがクリアできるようになりました。Bypass Assign 画面から、クリアしたいブロックを選択します。ACTION ボタンを押して、Knob 1 (Clear Assignments)を実行します。
- Line 6 Allure Pack IRs—Line 6はHelixや対応するモデリング機器やソフトウェアで使用するためのインパルス・レスポンスのパックを作成しました。
Allure Pack はこちらからダウンロードできます: www.line6.com/allure

■変更と改善
- GUIエンジンを最適化し、ナビゲーションおよびモデル選択がスピードアップしました。
- MIDI Clockの送受信は、Tempoパネルのショートカットにも追加されます。Tempoパネルを開くにはTAPにタッチします。
- 外部のMIDIクロックのスレーブ時には、TAPのスクリブルストリップはグレーアウトし、スイッチのLEDは青色に点滅します。
- Reverb > Plate、Room、Chamber、Hall、Echo、Tile、Cave、Ducking、Octoは、DSPの消費量 を抑える最適化がなされています。
- Pitch > Pitch Wham、Twin Harmony、Simple Pitch、Dual Pitchおよび3 OSC Synthは、DSPの消費量を抑える最適化がなされています。
- 選択されていないペダルエディットのスイッチは薄いカラーで表示されます。
- アクティブになっていないLooperの機能のスイッチは薄い白で表示されます。
- 既存のファクトリープリセット・バンドルの追加と改良

■バグ修正
- ごく稀にVolume/Panを含むプリセットの不具合で、Volumeが0%になることがある問題を解決しました。
- 特定のRoland社製キーボードが出力するアクティブなMIDIメッセージが、HelixのMIDIの発信に影響する場合がある問題を解決しました。
- ArchetypeアンプモデルのChannel Volumeの変化が正しくない問題を解決しました。
- その他小さなバグの修正と最適化

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