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渋谷NO STYLEがDream Stageシステムで幅広いスタイルのイベントに対応

2014.9.15

渋谷駅から徒歩3分というアクセスの良さを誇り、10年以上の歴史を持つ小箱クラブ、NO STYLEがサウンドシステムを一新。Line 6のStageScape M20dミキサーとStageSourceスピーカーで構成されたDream Stageシステムを導入しました。

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ハウスやジャズを中心に、ヒップホップやレゲエ系のパーティでも知られるNO STYLEのゼネラルマネージャー、橋本俊一氏は「時代も変わってきて、いまはどこのハコでもライブをやれるようになってきました」と語ります。「今年からステージを設置して生ライブをできるように改装したんですが、音響の面でもライブに対応できるよう、更新の必要だったスピーカーを含めて新しいシステムの導入を検討することにしました」。

5月中旬からの新システムの稼動を目指して親しいミュージシャンやクラブ関係者にリサーチした結果、4月下旬にLine 6のシステムを現地へ持ち込んでの試聴が行われました。導入に際してはクラブを特徴付ける低域の鳴りを含めたトータルなサウンドクオリティの高さに加えて、四方にスピーカーを置くことで包み込まれるような音場を実現しつつ、ライブ用システムとしての柔軟な対応力も求められましたが、そうしたハードル全てを見事にクリア。何よりも「ひとつひとつの楽器の音がしっかり分離しているし、ボーカルも出ていて、サウンドが抜群に良くなりました」と、サウンドクオリティそのものの向上が絶賛されています。

またL6 LINKケーブル1本で簡単にシステムのセットアップと設定を行えることも、NO STYLEの営業スタイルへ見事にマッチしています。メインPAとしてのStageSource L3m + StageSource L3sのペアに加えて、2台のステージ用モニター、後方スピーカー・ペア用に計4本のStageSource L2m (モニター用のうち1本は汎用性の高いミキサー付きL2t) と、合計8本の StageSourceスピーカー が導入され、ライブにもクラブイベントにも対応可能。このStageSourceは、それぞれが楽器用にもPAシステムとしても使える、まさに”ノー・スタイル”でフレキシブルなパワードスピーカーです。

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NO STYLEのスタッフがオペレートすることも多いというミキサーに StageScape M20d を選択したことで、専門的なPAの知識が無くても求めるサウンドを素早く実現できる点も高く評価しています。「M20dはセットアップやシーンを複数メモリーできるので、DJ用、ライブ用で簡単に切り替えられるのが便利ですね。ライブのときはバンド毎にシーンを変えていますが、データで保存しておけるので紙にメモする必要もないし、すぐに呼び出せるのが便利です」。

M20dのグラフィカルなインターフェースも好評を博しています。「常にPAエンジニアを入れることはできないので、もともとミュージシャンでもあるスタッフだけで操作することも多いのですが、例えばEQのバックグラウンドにアナライザーが見えるのですごく分かりやすいですし、ストレスも無くなりました。これまでアウトボード関係は充実しているとは言えなかったんですが、そこも一気に解決しましたね。ミキサー上でSDカードへレコーディングできるのも便利で、ライブの素材を渡せるのもサービスとして喜ばれています」。

老舗クラブとして認識されているNO STYLEも、最近はライブの比率が増えてきました。「今年春の段階ではクラブの方が多かったんですけど、最近はクラブとライブが半々くらいになりました。このシステムのおかげでホーン・セクションの入ったソウルからジャズ、レゲエ、さらに3人編成のアコースティックなライブまで、幅広く対応できています。とにかく音の評判が良くて、”音が良いのでまた使いたい”というリピーターも出てきています。Dream Stageシステムに変えて大成功でしたね」。

渋谷NO STYLE
http://nostyle2003.com/

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ブッキングマネージャーの鈴木貴弘氏

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