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Helix

阿部学のHelixトーク 第19回

『Helixのフットスイッチ/ペダルアサイン(改めて基本編)』

今回はHelixの便利な機能の一つ、フットスイッチおよびペダルアサインについて改めて触れようと思います。
このテーマ、今までも再三触れてきましたし、実際に活用されている方も多いと思います。
しかしながら、まだ一部の機能しか使っていないユーザーの方や、これから購入を考えている方には改めてこの機能の豊富さを知ってほしいなと思います。

特にライブをメインに活動する方には強力な武器になります。
それほどHelixのアサイン機能は優れています。

エフェクトのON/OFFは勿論、複数のエフェクトのON/OFFを1つフットスイッチに纏めたり、各エフェクトのパラメーターをアサインしたり、シグナルのMerge Mixerの数値をアサインするなんて事も可能です。

また素晴らしいのは、フットスイッチのLEDの色を変えたり、名称を変える(これがスクリブル・ストリップの良さですよね!)事も出来る事です。
勿論ラッチとモーメンタリーを選択して、エフェクト毎にON/OFFを踏むたび、あるいは踏んでる間だけ有効にする事も可です。

手順も簡単です。
Helixはタッチセンシティブのフットスイッチを採用していますので、アサインしたい時は目的のエフェクト(ブロック)にカーソルを持っていき、あとはアサインしたいフットスイッチに約2秒間触れるだけです。
そうするとアサインメニューが開きOKを押すだけ。

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これだけなんです。
ちなみにここで、前述したラッチ(Latching)とモーメンタリー(Momentary)の選択もできます。

1つのフットスイッチに複数のエフェクトをアサインしたい時は、また同じ手順を繰り返します。
複数アサインした場合はフットスイッチのディスプレイが「MULTIPLE」と表示されます。
この名称を変えたい場合は再びアサインメニューを開き、「Customize」を選択します。
そうすると名称変更、LEDの色を変更するメニューが表示されます。

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簡単ですよね!

エフェクトやアンプ・モデルのパラメーターをアサインする時も簡単で、目的のパラメーター(今回はアンプ・モデルのCh Vol)下のノブを長押しします。
そうすると「Controller Assign」メニューが開きます。

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ここでController下のノブを回し、目的のフットスイッチを選択。
すると詳細メニューが表示されます。

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ここで最小値、最大値を調整する事が可能です。
ギターソロの時に少し音量を上げたいなんて時も、この機能を使えば簡単ですね!

ちなみに「MODEスイッチ」を押せばフットスイッチがStomp Modeに切り替わり、多数のアサインを登録する事が可能です。
BANKスイッチも変更する事が可能なので、最大10個。

(Stomp Mode)
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では、僕がこのアサイン機能をどう使用しているか解説してみたいと思います。

(自分のプリセットのStomp Mode)
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基本はエフェクトのON/OFFですけど、一番重要なのは「Solo」と表示されているフットスイッチ。
所謂ギターソロ用のスイッチな訳ですが、ここで複数の動きを持たせてあります。

・Driveが上がる
・Presenceが下がる
・Ch Volが上がる
・Delayを1つ追加
・ReverbのMixが上がる

こういう設定をしています。まだまだ追加可能ですけどね(笑)
エフェクト・ループを使用したり、MIDIを使っている場合はもっと出来る事が増えると思います。

ここまではフットスイッチの説明だけでしたけど、エクスプレッション・ペダルにも様々な機能を持たせる事が可能です。

エフェクトのON/OFF、エフェクトのパラメーターを操作する事は勿論、以前のHelixトークでも取り上げましたけど、シグナルパスを2つ作り、シグナルが戻る部分のMerge Mixerのレベルにアサインすれば、エクスプレッション・ペダルの上げ下げで互いのシグナルを行き来するなんて事も可能です。

あとこのエクスプレッション・ペダル機能の良い所は、連続可変タイプのエフェクトのON/OFFをアサインした場合、ON/OFFするペダルの位置(数値)の微調整(Position)、ON/OFFするまでの時間(Wait)を設定する事で出来る所です。(ファームウェアv2.10以降が必要)
ワウペダルやピッチワームなんかを使用する場合に便利です。
トゥ・スイッチを踏み込まなくても、単に踵を落とした状態でOFF、踏み込めばONなるという使い方が可能になります。

(エクスプレッションのBypass Assign)
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これは、特に複数のエクスプレッション・ペダルを使う方には凄く便利だと思います。

それから基本的な部分ですけど、エクスプレッション・ペダルは「Per Preset」と「Global」という選択があります。

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要はエクスプレッション・ペダルの位置をプリセット単位でリコールする(Per Preset)か、あくまで全プリセットで共通(Global)にするか。
ちょっと文書だと説明が難しいですけど、これがPer Presetになっていると、例えばボリュームペダルと使用している場合、あるプリセットでペダルを下げたままSaveするとボリュームが下がったままの状態で保存され、呼び出した際もその状態でリコールされてしまいます。
これは、個々のプリセットをボリューム情報も含めて管理したい場合はこちらが便利ですが、例えば曲中でプリセットを切り替えた際には、不意に無音の状態になったりすることもあります。

僕はGlobalに設定してあります。
ボリュームペダルを下げた状態でプリセットチェンジする事が多いですからね。

さて、ここまでフットスイッチ/ペダルアサイン機能について改めて解説してみました。
この豊富なアサイン機能をどう使うかはあなた次第。
ライブでは本当に強い武器になります。

Helixの導入を検討されている方も是非試してみてくださいね!

★阿部学主宰Helix ユーザーグループ(Facebook)への参加
https://www.facebook.com/groups/910662599034878/


Manabu Abe著者プロフィール: 阿部 学 (あべ まなぶ)
13才でギターを始め、バンド活動。
その後は六本木ピットイン等でのセッション活動や楽器メーカーのインストラクターを経て、女性ユニットZweiのサポートギタリスト、 ディズニーリゾートでのショー出演、セッション活動、ゲームミュージックのレコーディング活動等、精力的に活動。
最近ではLine 6のデモ演奏・セミナー、岩佐美咲(元AKB48)のサポートギタリスト、渡辺美奈代のアニバーサリーライブでのギター参加、他にギターレッスンにも力を入れている。

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