Line 6 Japan

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TIPS/テクニック

阿部学のHelixトーク 第10回

『HelixとVariaxの連携』

今回はHelixと、Line 6のモデリングギター Variaxシリーズの連携について触れたいと思います。
Variaxに関してはご存知の方も多いと思いますが、実はLine 6のラインナップでは古くから存在している製品だったりします。
2002年に登場した初代Variax(後のVariax 500)に始まり、Variax 700や300、James Tyler Variax(以下 JTV)に、ヤマハとのコラボによって誕生したVariax Standard、またかつてはベースやアコースティックに特化したモデルもありました。
今はJTVVariax Standardが現行のラインナップで、「Shuriken」と言う名のユニークなモデルが近日発売になるようです。
これらのモデルは最新の「Variax HDモデリング」に対応しており、1台で20種類以上のギターモデルの音色とチューニングがノブの操作で自在に変えられる、大変便利なギターです。

このVariax、勿論本体のみでも機能し、多数のギターの音色が楽しめます。
「Workbench HD」という無償のソフトウェアを使った、Mac/PC上でのエディット機能も魅力の一つ。(Workbench HDはVariaxの現行のモデルにのみ対応)
これを使用すればボディー形状、P.Uの種類、P.Uの位置・角度等々…普通ではあり得ないような組み合わせも可能になります。

ちなみにHelix V2.20から、Helixを介してVariaxを直接Workbench HDに繋ぐ事も可能になりました。
※今まではVariaxに付属しているUSBインターフェースを使用

これでMac/PC上でHelixのエディターと、VariaxのエディターであるWorkbench HDを同時に立ち上げる事が可能になり、作業効率もさらに向上する事でしょう。

これだけでも面白いですけど、VariaxはHelixと繋ぐと様々の事が出来てしまうのです。
画像のそれぞれの端子を、専用の「VDI(Variax Digital Interface)ケーブル」で接続します。

すると、Helix側から電源が供給され、Variaxの充電式バッテリーを使用する必要がなく、バッテリー切れの心配もなくなります。
そして、相互のコミュニケーションが可能となり、パッチにVariaxの設定をセーブして、ギターモデルやP.Uの位置は勿論、チューニングやボリューム/トーンの位置等をメモリーする事が可能になります。

<Helix内のVariax設定画面>

クリーンはストラトキャスター、歪みはレスポールなんて組み合わせを、Helixのパッチチェンジのみで変えられるんです。
アコースティックのモデリングのみ別のアウトプットなんて事も出来ます。
上記のような使用方法はHelixだけでなく、「POD HD500X」や「Firehawk FX」でも可能ですが、Helix&Variaxならではの便利な使い方といえば、やはりスナップショット機能との連携かと思いますね。
パッチチェンジをしなくても、スナップショットをセレクトしていくだけで、音切れなくギターのモデルやチューニングが変える事が可能になります。
足元の操作だけでコードやメロディー弾けちゃいますね(笑)

これらに関してはLine 6 Japanの動画でも紹介されています。
Helix ファームウェア 2.0 新機能 – Variaxコントロール機能&新しいアンプ・モデル

その他にもVariaxのトーンノブでHelixのワーミー機能を操作したり、VariaxのマグネティックP.UとVariaxモードの信号を別々に処理する、なんて事まで可能になります。

上のシグナルがVariaxのマグネティックP.U、下のシグナルがVariaxモード。

もう何でもありですね!
普通のギターはギターIn、VariaxをVDIケーブル接続すればシールドの差し替え無しでギターを持ちかえる事も出来るので、用途はさらに広がると思います。

メインギターとしては勿論、最強のサブギターとしてもHelixをお持ちの方は是非ともお試しくださいね!

★阿部学主宰Helix ユーザーグループ(Facebook)への参加
https://www.facebook.com/groups/910662599034878/


Manabu Abe著者プロフィール: 阿部 学 (あべ まなぶ)
13才でギターを始め、バンド活動。
その後は六本木ピットイン等でのセッション活動や楽器メーカーのインストラクターを経て、女性ユニットZweiのサポートギタリスト、 ディズニーリゾートでのショー出演、セッション活動、ゲームミュージックのレコーディング活動等、精力的に活動。
最近ではLine 6のデモ演奏・セミナー、岩佐美咲(元AKB48)のサポートギタリスト、渡辺美奈代のアニバーサリーライブでのギター参加、他にギターレッスンにも力を入れている。

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