Line 6 Japan

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AMPLIFi

NAMM 2014 – Line 6 AMPLIFi: 革新、それとも?

by Six-String Samurai

このAMPLIFiをAxe-FXと比較しているのであれば、それは間違い。それだけは確かです。

AMPLIFiはAxe-FXほどではないとか、トーンマッチはそれほど本物そっくりではないとか、Kemperには適わない、などという会話をNAMM会場で何度も耳にしました。

ちょっと待ってください。それは、この製品をきちんと理解していないからで、さすがに早計でしょう。まずはこの製品を、よく見てください:

これがHD500やAxe-FX、Kemperやその他のモデリング・ワールドの重鎮達と競合するような製品でないことは明白です。これは革新的なアンプの新製品で、ギターをラウンジや部屋ですぐに鳴らすことができ、お気に入りの曲とジャム演奏したり、友人と演奏するために持ち出すための製品です。しかも150Wバージョンであれば、これでギグを行うことも可能でしょう。

まずは外観をよく見てください。このコンパクトでセンスが良く控え目な感じは、私にとってはリビングルームへ置くのに最適ですし、ギターを演奏しなくてもBluetoothスピーカーとして機能します!

ハンズオンでチェック

私はいまWinter NAMM 2014を訪問中で、幸運にもLine 6のサウンドルームのAMPLIFiの前にいて、この製品をチェックしているところです。

コントロールパネルには最低限の機能しか用意されておらず、プラグ&プレイでの操作に適しています。細かく操作したい場合には、iOSアプリによりディープなエディット作業が行えます。(できればAndroid互換機にもすぐ対応してほしいですね)

iOS機器への接続も簡単。アンプのBluetoothボタンを押し、iOS機器へコネクトして、アプリを起動するだけで準備は完了です。iTunesのミュージックライブラリーへアクセスでき、5ウェイのスピーカー・システムで鳴らすことができます (サブウーファー、ツイーターと中域用スピーカーにより、ギタートーンの帯域と、ジャム演奏したい音楽のフル周波数帯域の両方を再生可能)。

ここで再生を開始すれば、お気に入りの楽曲がAMPLIFiから流れてきます。

ミックス内でのギターのバランスも簡単に調整できます。大きなマスター・ボリューム・ノブは2種類の機能を持っており、一度押すとライトが白に変わり、ミックス・ノブとして動作! ギター・サウンドとバックの音楽の相対的な音量を、とても簡単に調整できます。

トーン・マッチング

これに関する誤解を解いておきましょう。この機能は、Kemperがギタートーンをプロファイリングするような方法で、一緒に演奏しようとしているレコード上のギタートーンそのものをプロファイリング、あるいはコピーするというものではありません。

これはクラウド上にあるAMPLIFiのプリセットを呼び出す便利なツールであり、ジャム演奏に使えるような、よく似たトーンが得られるようになっているので、B.B.キングとジャムる際にデスメタルのトーンが選ばれるようなことはありません。

素早く簡単に練習を行う際には、とても便利な機能だと思います。マッチしたトーンを呼び出すには1-2秒しか必要ありません。

既にLine 6はクラウドを充実させており、この製品が広まるにつれてユーザーが独自のトーンをアップすれば、マッチしたトーンも多数用意されることになるでしょう。

トーンをマッチさせる際に、どのパラメーターが使われているのかは興味深いところです。これは細かく説明されていないか、もしくは発表会で私が見ることのできなかった最初の10分に紹介されたのかもしれません。もっと詳しい情報があれば、是非知りたいところです。

サウンド

素晴らしいサウンドです! もちろんPOD HDやAxe-FXレベルの素晴らしさとまでは行きませんが、そのこと自体はこのアンプではそれほど重要ではありません。この製品はSpider Jamタイプのアンプの進化系である後継機と考えることができ、さらに洒落た雰囲気で、かつスマートです。

ギタリストにとって、今は本当に素晴らしい時代です。ツールによって学習を本当に効率的に行えます。後はLine 6から、うまく演奏できるように脳へ直接アップロードされるようなアップデートが提供されるのを待つだけです!

読者の感想は?

以上が、このアンプを自分で実際に見聞きし、演奏した私の感想です。もちろん、それが間違っている可能性もあります。是非感想をお知らせください。

新製品であるLine 6 AMPLIFiが、読者にとってどんなものであるかを理解する一助になれば幸いです。

では、プレスリリースを紹介しておきましょう:

ハイパフォーマンスなギター・アンプとステレオBluetoothスピーカー・システムの組み合わせにiOSとの統合性を備えた初めての製品が登場

Line 6, Inc.は本日、全く新たなギター・アンプを発表しました。ハイパフォーマンスなギター・アンプとストリーミングBluetooth®スピーカー・システム、新発想のiOSアプリを組み合わせたAMPLIFiが、ギターリストが演奏や練習を行う方法、音楽の楽しみ方を変革します。

Line 6のCEO、ポール・フェクラーは「18年前、Line 6は世界初のモデリング・アンプをリリースすることでギター・アンプの市場にレボリューションを起こしました。それが再び実現します」と述べています。「AMPLIFiはギター・アンプを再定義する存在であり、全く新たなディバイスによりユーザーの生活を一変させます」。

5スピーカー・ステレオ・デザインを採用したハイパフォーマンス・ギター・アンプ

AMPLIFiは、従来のアンプとは全く異なっています。5スピーカー・ステレオ・デザインが、クリアな高域からディープでスムーズなローエンドに至るまで、驚くほどディテールの豊かなギター・トーンを実現。AMPLIFiは従来のギター・アンプを大きく凌駕する周波数帯域をカバーしているため、従来は再現不可能だったサウンドの細部も提供します。150W、ポータブルな75Wの2バージョンが用意され、どちらの製品も強烈なボリューム・レベルを実現できます。

ストリーミングBluetoothスピーカー・システム

AMPLIFiはギタリスト向けの究極のBluetoothスピーカー・システムであり、 Android™やiOS、Mac®、PCディバイスからストリーミングできます。フルレンジ・スピーカーが魅力的なサウンドを提供し、カスタム・ギター・スピーカーはパンチの効いたサブウーファーとして機能。AMPLIFiは音楽の演奏、リスニングを独自の方法で組み合わせており、ギタリストに音楽ライブラリーとのジャム共演やバンド・リハーサル時のバック・トラック再生を提供するほか、パーティでの大音量での再生も可能です。

iOS アプリによるコントロールとクラウド接続

iOS対応のAMPLIFi Remoteアプリが、新たな可能性を提供。ギタリストはノブや小さなスクリーンでなく、iOSディバイスからトーンのあらゆる部分をコントロールできます。* AMPLIFi Remoteには革新的なLine 6トーンマッチング・テクノロジーも搭載されており、ギタリストの音楽ライブラリーのトラックへマッチするギター・トーンを自動的に提供します。

ギタリストが最高のパッチをアップロードするクラウド・コミュニティを有するAMPLIFi Remoteは、ギター・トーンを探す場合にもパワフルなリソースとなります。クラウド・コミュニティでお気に入りのトーンをランク付けしたり、自分のトーンをアップロードしたり、他のミュージシャンやファン達とコネクトすることで音楽ネットワークを構築したりすることが可能。AMPLIFiクラウドにより、全てのディバイスが最新で、同期した状態に維持されます。クラウドにはプリセットを無制限にストア可能であり、どこからもアクセスできます。

製品&マーケティング担当VPのマックス・ガトニックは、「AMPLIFiはギタリストのジャム演奏や演奏、リスニング方法を完全に変えてしまる革新的なアンプです」と述べています。「本当に素晴らしいサウンドであり、あらゆるレベルのプレイヤー達が楽しめるユニークな体験が提供されます。音楽のリスニング、友人とのジャム演奏、新しいトーンの作成から共有まで、AMPLIFiが不可欠な存在となるでしょう」。

本ポストは「Six-String Samurai」に掲載された原稿を、著者の許諾を受けて転載したものです。

http://sixstringsamurai.co.nz/2014/01/25/namm-2014-line-6-amplifi-revolutionary-or-what/

Six-String Samurai

Webサイト: http://sixstringsamurai.co.nz

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