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ギタリストの夢が実現! Part 3 – Line 6 DreamStig (Dream Stage + Dream Rig)
「ギタリストの夢が実現!」ブログ・シリーズの最終回となる第3回へようこそ!
by Rowbi
Line 6 M20dスマート・ミキサー、L3t/mアドバンストPAスピーカーを取り上げた過去2回のブログをまだお読みでない場合は、以下からどうぞ:
Part 1 | Part 2
この第3回では少し方向性を変え、より自分の中でのギタリストの部分にフォーカスし、POD HDとL3t/mスピーカーの活用を詳しく見て行きます。Dream StageとDream Rigの両方を組み合わせるので、ここではDreamStig (!) と呼ぶことにして 、このDreamStigを素早くセットアップして使用するステップを説明します。
Q: Dr. Rowbiにお伺いします。見るのは悪夢ばかりで、良い夢は見ないのですが?
A: 若きジェダイ候補生よ、指針を与えよう。Line 6ディーラーでLine 6 POD HD300/400/500やProを購入し、同時にStageSource L2t/mまたはL3t/mも何本か購入するのだ (多いほど良い)。だが、それだけではない。接続用にLine 6 Linkケーブルも必要数だけ (スピーカー1台に1本) 入手すれば、そこから夢が実現するのだ。PODをいずれかのスピーカーにL6 Linkケーブルで接続し、そこからL6 Linkケーブルを使って全てのスピーカーへ数珠繋ぎしていく。全ての電源を入れるとPODとスピーカーそれぞれが、一緒に動作するのに最良な形に自動設定される。
Q: Dr. Rowbi、楽器店でPOD HD500とL3t、L3mを1台ずつ購入しました。L6 Linkケーブル2本で全てを接続すると、スピーカーはElectric Guitarスピーカー・モードになり、POD HDは自動的にPower Ampアウトプット・モードへ設定されました。こうなるのは何故でしょう? 次に行うべきことは?
A: 全ては魔法によるものだ…ある程度は。Line 6の賢明な科学者達が、マルチオーディオ・チャンネルとコントロール情報の全てをデジタル・シグナルで伝送するのに使用できるLine 6 Link (略してL6 Link) を生み出した。これによりPODとStageSourceスピーカーは、それぞれが接続されていることを認識して、適切に自己設定を行う。またPODから最初のスピーカーへ、その後は各スピーカーから次のスピーカーへとデイジーチェーンできるため、ケーブルも最小限で済む。スピーカーが1本の場合はモノ (LとRをサミング)、2本目を接続すると1本がR、もう1本がLになる。3本目を接続した場合は、それぞれR、 L、モノ (LとRをサミング)。4本目を追加すると、Lが2本、Rが2本となる。次はPODからプリアンプ・モデルを使用したプリセットを使うか、プリアンプ・モデルを使ったプリセットを自分で作成する。スピーカー上でパワーアンプのエミュレーションが行われているため、パワーアンプのエミュレーションが2度行われないよう、フルアンプ・モデルを使わないようにすべきなので、PODのプリアンプ・モデルを使うのがベストだ。
Q: Dr. Rowbi、とてもよく分かりましたが、私はプリセットを作るのが苦手です。どうすればいいでしょう?
A: それは簡単だ。POD HDに内蔵されている、DTアンプ用のデフォルト・プリセットを使えばいい (プリアンプのみのモデルを使用しています)。あるいはCustomToneページで“pre”で検索すれば、ダウンロード可能なユーザー作成パッチが表示される。私がDTアンプやStageSourceスピーカーと共にギグで使用しているPOD HD400のパッチもダウンロードできる: http://rowbinet.co.uk/pod-tones/
次に所有しているPOD用のPOD HD Edit softwareを ここ から入手し、ダウンロードしたプリセットを自分のPOD HDへアップする。
Q: Dr Rowbi、DTアンプの代わりにStageSourceスピーカーを組み込んだフルDream RigシステムでVariaxを使用できますか?
A: もちろん可能で、特別な配慮も必要無い。POD HD500やProのVariaxインプットへ接続するか、もしくは他のPOD HDのギター入力へ接続するだけだ。基本的にはDTアンプを使うのと同様に動作する。
本ポストは「Rowbinet – Rowbi’s Guitar & Recording Blog」に掲載された原稿を、著者の許諾を受けて転載したものです。
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