Variax

リチウムイオン・バッテリー:システムを支えるパワー

2010.06.17

新しいJames Tyler Variax® ギターの開発に際して、我々は新たな電源管理が必要だと理解していました。そのため、ビデオカメラでお馴染みのリチウムイオン・バッテリーを採用すること にしたのです。このバッテリーは最低12時間の連続使用が可能です。またLED 4個によるバッテリーの残量メーターを付けることで、あとどれくらいロックできるのかが、常に分かるようにしました。

バッテリーの寿命を最大化できるクールな機能も搭載しています。サウンド・チェックが終わったり、ライブ演奏やリハーサルの間に休憩を取ったりする 場合、大抵の人はギターを置く前にボリュームを下げます。こうした場合に、数秒後にはDSPがスリープするようにしました。ケーブルを挿したままでもバッ テリーを消費しないのです。

ここで幾つかの疑問にお答えしましょう:

1. 瞬時に起動しますか? それとも遅れが生じますか?

遅れはありません。スリープ状態からボリュームを持ち上げても、DSPが起動したことには全く気付きません。

2. VDI (Variax Digital Interface) ケーブルを使っている場合にも、ギターはスリープしますか?

いいえ、VDIを使用している場合は、電源セーブ・モードはオフになります。

3. 市販のバッテリーを使用できますか?

いいえ、バッテリーの残量メーターを付けられるよう、専用のバッテリーを採用しています。韓国製ギターにはバッテリー1個が、USA製ギターには2個が付属します (追加バッテリーは別売予定)。

では、次回をお楽しみに。

リッチ

(このポストはLine 6のプロダクト・マネージャー、リッチ・レンケンが書いた英語ブログを翻訳したものです)

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