Variax

チューニングはそのまま

2010.06.09

全てのギターにおいて最も重要なパーツがブリッジであり、ちょっとした変更が、トーンとチューニングの安定性に大きな違いを生み出します。James TylerとLine 6が、新しいブリッジにより究極のパフォーマンスとトーンを提供する方法について、内部情報をお伝えしましょう。

ずっと以前のことになりますが、ジムはスタンダードなStrat® ス タイルのブリッジを改造して、チューニングが維持されるようにしました。弦がトレモロ・ブロック内を通るよう、ドリルで穴を空けたのです。サドルの裏側で ストレッチしたりバウンドしたりする可能性のある弦の長さを短くするため、ほぼブリッジ・プレートまでの穴を空けました。また、締め付けやくっつきを減らすため、伝統的な六点支持式でなく、2点支持式の上でブリッジを傾斜させました。

ジムは下図のように、そのアイディアをJames Tyler Variaxでさらに推し進めています。(1) 弦はトレモロの前からブリッジへと繋がっており、トレモロ・ブロックを通すのでなく、ボールの終端が可能な限りサドルに寄せられています。これにより、弦の張り直しが非常に簡単になっています。(2) ナイフ・エッジとトレモロ・ピボット・ポストは、ほぼゼロ抵抗になるようにデザインされています。これとロッキング・チューナーにより、スタンダードなトレモロ・ブリッジのチューニングが、ずっと安定しています。トレモロを極限まで追求した結果であり、ジムは「これ以上は無理だ」と述べていました。

では、次回をお楽しみに。

リッチ

リッチ・レンケンはLine 6におけるギター・ビルダー/顧客の代弁者にして楽器業界で23年の経験を持つベテランです。ギグを行うベーシスト及びオーディオ・エンジニアであり、多数の有名アーティストのライブ及びスタジオ・サウンドのミックスを行ってきました。

(このポストはLine 6のプロダクト・マネージャー、リッチ・レンケンが書いた英語ブログを翻訳したものです)

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